- 30代こそ勉強が必要
- 学んだことをアウトプットする
- 机上の空論を振り回す人ではなく、実際に行動する人が勝つ
- 自分を知って弱いところを鍛える
- 失敗を反省するだけでなく成功を総括する
- できる奴と思わせてチャンスをつかむ
- キリが悪くてもすぐに始める
30代こそ勉強が必要
30歳にもなると、企業でも大きな仕事を任されて、少しずつ中堅とかベテランと呼ばれるようになりますね。部下を持つこともあり、「出来ません」とか「勉強します」というのがなんとなく許されない感じも出てきます。
こうなってきてもなお若手気分を引きずっていると、その人には厳しい現実が待っています。今後も活躍し続けるために必要なのが、勉強です。
今回読んだのは、忙しい30代の勉強法に関する書籍です。
学んだことをアウトプットする
自分が理解していることを書き出してみると自分が何を理解していて、何を理解できていないのかがわかる。
と著者は述べています。まさに私が今やっていることですね。読んだ本のまとめをブログに書くというように、アウトプットすることで記憶力を高められるようになります。
後輩に教えることで自分の成長も加速する
一方で私は次のようにも考えます。ブログで書くだけではなく、30代であれば会社に後輩もいるはずですので、そういった後輩に自分が学んだことを教えるのも良いアウトプットになると思います。
後輩からすれば「新しいことを学べる」チャンスですし、自分からすれば「学んだことを定着できる」「相手にわかりやすく伝える練習になる」と一石三鳥ですね。多くの後輩を集めれば、一石十鳥になるかもしれません。
自分が学んだことを後輩に教えると、相手も成長するわけですから、もっと他にも学ばないと!というプレッシャーにもなって成長が加速するかもしれませんね。
机上の空論を振り回す人ではなく、実際に行動する人が勝つ
松下幸之助さんの「やってみなはれ」の精神が大事です。ただし、もう30代なのだから、まずは確率の高そうなものからやりましょうね。という話。
本を読んで、こうして内容をアウトプットしていようが、それを実践して身につけないと意味ないですからね。これは耳が痛いです。
ただし、この本に関しては「アウトプットしましょう!」というのが主張ですから、私はこのブログを書いている時点ですでに実践していることになりますね!
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自分を知って弱いところを鍛える
「長所を伸ばそう!」というのはもっともだけど「この面が弱い」と気づいているのであればそこを強化しなければ、もったいないし、成長することは難しいですよね。という話です。長所を伸ばすよりかは、短所を強化する方がコストパフォーマンスは良さそうですからね。
ただし、仕事上の専門知識みたいなのは強いところを徹底的に伸ばさないといけないですよね。「あれもこれも(平均をちょっと上回る程度に)できます!」というのでは、器用貧乏という言葉があるように、なかなか突き抜けた存在になれません。
失敗を反省するだけでなく成功を総括する
「自分を知る」というのは、失敗して反省するだけではなく、成功したことを総括し、自分の成功パターンを知ることも大事だよね。という話。
自分の中で勝利の方程式が出来上がれば強いですね。
できる奴と思わせてチャンスをつかむ
周りに「できる奴」「頭がいい」と思われていれば、それだけいろんなチャンスが巡ってきますね。という話。これは特にビジネスの場では重要だと思います。
こう考えると、「意識高い系」と呼ばれる人たち(自分もかもしれない)は、理にかなっているのかもしれません。「できる奴」と思われたい人たちなのですから。
そして、著者も主張している「勉強仲間を増やす」「周りの人からモチベーションをもらう」という効果もありそうですしね。
キリが悪くてもすぐに始める
どうせダラダラしてしまうだけなので、20時52分からでも、20時54分からでもいいから始めることが重要。決して21時00分になったら始めようなんて思ってはいけないという話。
ただ。著者はチリも積もれば山となる、1分を積み重ねようというようなことを言ってるわけではないようで、やはり、本格的な勉強をしたいのであれば、細切れ時間を集めるのではなく、やはりまとまった時間を確保すべきだと言ってます。そういう意味では、例えば、通勤の電車移動中は思い切って睡眠時間に当てて、あとからがっつり勉強するというのも、思い切った手なのかもしれません。