- 自分の役割を知る
- ミッションステートメントを書き出す
- ミッションステートメントに基づいて今年のやりたいことを書く
- 理想は計測可能、達成可能で期限付きだが気にしない
- 「書き出す」「見返す」という行為が重要
自分の役割を知る
私は普段生活をする中で次のような役割を担っています。
- 夫
- 息子
- おじさん
- 弟
- 部下
- 友人
- 先輩
- チームメイト
- 講師
私の場合は上記の通りですが、例えばお子さんのいる方であれば「親」という役割もあるでしょうし、語学学校に通っていれば「生徒」としての役割もあると思います。これは、毎年変わることですので、毎年振り返ることが必要です。
余談ですが、この役割が多いほど、1つの役割で挫折したときのダメージが小さいと言われています。例えば、孫子は危機を前に選択肢の広さにこだわったと言いますし、選択肢を多く持つことは人を健康にすると作用があるとも言われます。
ミッションステートメントを書き出す
それぞれの役割で、自分はどういう価値観で行動するか?ということを私は「ミッションステートメント」として手帳に毎年書き出しています。ミッションステートメントは、本来の意味はどの役割にも共通の「自分にとっての憲法のようなもの」だと思いますが、各役割における自分の価値観のようなものとしています。
例えば、「部下」として私は「ほどほどではなく突き抜けた存在になろう」というミッションステートメントを書いています。
また、「チームメイト」としては「時間を貢献のために使おう」というミッションステートメントを書いています。
ミッションステートメントに基づいて今年のやりたいことを書く
先ほどの「部下」という役割において書き出した「突き抜けた存在になる」ために、
- 今年何に力を入れるのか?
- そのために何がしたいのか?
を書き出します。考えるべきことは「作戦」で、突き抜けた存在になるためには、「XXXという分野で社内で一番詳しくなる」といった方針を立てます。そこから、必要な資格だとか、習慣化すべき普段の行動をやりたいことリストに追加するということをしています。
理想は計測可能、達成可能で期限付きだが気にしない
理想は理想。ということであまり気にしません。今の自分の力からは到底達成不可能かもしれないことも気にせずに書き出すようにしています。100個書き出すのはキリが良いからであって、全部達成しなければいけないわけではないからです。
「書き出す」「見返す」という行為が重要
100個という量は非常に多いですが、手帳の見開きページに書き出せるくらいの量です。一度書き出してしまえば、来年も使える(可能性の高い)リストです。
手帳に綺麗にリストしようと思うとなかなか大変な作業ですが、書き出すことが意識につながると思って必ず書き出すようにしていますし、見返さないとすぐに忘れてしまうので、暇があるたびに、読み返すようにしています。そのときに気づかないうちに達成していた項目があると嬉しいものです。