- 自信が無い管理職ほど成果を出せる
- 時間的な余裕が無いなら日々のコミュニケーションを型にはめる
- 上司は指導よりフォローに注力すべき
- 組織における優秀な人は人を動かして成果を出せる人
- コミュニケーションを機能させるには
自信が無い管理職ほど成果を出せる
勇気付けられる話ですが、これからの時代のマネージャーは「ハブ型マネージャー」と呼べるもので、部下をパートナーで、メンバーは同志という考え方をするそうです。
これまでマネージャーに向いていないとされていたような、控えめな下記のような人こそ、相手の様子を伺うことができるマネージャーとして成果を出せる人間だそうです。
- 自信が無い
- やる気がない
- やりたくない
時間的な余裕が無いなら日々のコミュニケーションを型にはめる
プレイングマネージャーというのは得てして時間がありません。そうした場合にコミュニケーションをおろそかにするのではなく、型にはめることが良いそうです。
- パターン化
- 習慣化(カレンダーに入れる)
- 仕組み化
- マルチタスク化
特に、習慣化というのは使えそうです。
例えば、毎日16時から18時の間は部下とのコミュニケーションのためにブロックしておく。というものです。さらにそれを宣言しておけば、部下も気兼ねなく話しかけられるということですね。
これをやると忙しくて部下とのコミュニケーションができないことはなくなるでしょうが、自分の仕事をする時間が減りそうですけどね。
上司は指導よりフォローに注力すべき
仕事で失敗していたから自分は部下に対する指導ができない。と考えるのではなく、失敗を経験しているからこそ、部下の様子を感じ取り、自分の失敗に基づきフォローをすることができるというのが主張です。
頼もしい上司を望む人は多そうですが、指導せずに部下から言葉を引き出す方が、部下の成長を促すことができます。
組織における優秀な人は人を動かして成果を出せる人
仕事とは人との関わり合いであるという本質を表す言葉ですね。
ただし、親しさではなく、ビジネス上の信頼関係を築くことが大切。そのためにはコミュニケーションが大事
コミュニケーションを機能させるには
相手をよく知り、自分がまず動き、場回しするを整えることで初めて機能する。
そのためには下記のようなテクニックが必要そうです。
- スタート前の根回しが重要
- 先陣を切って提案をする
- 挨拶大事自分から
- 良い話悪い話?と聞いて悪い話を受けやすくする
- できる部下にはプロ意識に頼る
- 人の部下には直接コンタクトしない
- 時間がかかることにイライラしない
- 褒めるときはみんなの前、叱るときは一対一