とにかく、ひたすら

普段の生活で考えたことを「とにかく、ひたすら」書きためていきます。主に読書感想、ライフハック、英語学習や野球を扱います。

「千円札は拾うな。」安田佳生 サンマーク出版

 

残業をやめれば給料は増える?

足元ばかり見ていて、大きな変化を恐れていたら成長できませんよ。というのがこの本の趣旨です。

成長するとは変化をすることで、変化をするというのは、何かを捨てること。

あなたは目の前に落ちている千円札を捨てることができますか?

(私は千円札を拾いつつ、変化もしたいですが)

 

仕事のスピードアップは無駄

無駄な努力をする人は仕事を繰り返しやって、スピードアップをして満足する。

一方で成長できる人は、今までのやり方をすてて、抜本的な問題解決をできる人。例えば、自分でやらずに人に任せてしまう。コンピュータに任せてしまうというようなことですね。

松下幸之助は、下請けの会社に中途半端な要求をしなかったという例を挙げていました。中途半端な要求をすれば、無理をしてなんとかなってしまう。一方で、劇的な要求をすれば、大きく変わるしかなく、それは下請け会社の成長にもつながるという話です。

 

自分にモノを合わせるのではなく、良いモノに自分を合わせていく

「こんな高級品、自分には似合わない」と考えることは多々あります。が、その考え方は自分の変化(=成長)を止めているんだと、著者は主張しています。

良いモノが似合うように、自分を合わせていくことが自分を成長させるためには必要だという考え方です。

着るものもそうですし、使うお金もそうです。大きな決済権を与えなければ、社員は成長しない。という考えなんですね。

 

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まとめ

まずは借金を作るところから始めよう!など極端な主張もありますが、変化を求めていくという点は、忙しく毎日を過ごしていると忘れがちなので、もう少し意識していこうと思いました。

「突き抜けた存在になる!」という私のミッションステートメントの1つを実現するためにも参考になる書籍でした。

 

「僕が30代で5億年の資産をつくれたのは、誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ(午堂登紀雄、かんき出版)」を読んだ

週末もアイドリングさせておく

週末は平日に疲れた分、ゆっくり休みたいです。できることなら日曜日の夜までゆっくり過ごしたいですよね。しかし、月曜日のスタートダッシュを決めるには、週末も完全にエンジンを停止させるのではなくて、少しアイドリングさせておくのが良いそうです。

環境に悪そうですね。個人的にはみんながみんな、土日もアイドリングしてると、空気悪くて休日に休んでる気がしなくなりますね。みんながしてないうちにこっそりアイドリングするのが良いのかな。

タイムマネジメントは「同じ時間内でより良いアプトプットをすること」

これまで勘違いしていました。睡眠時間や、その他の時間を削って仕事に向けることがタイムマネジメントではないということですね。時間の「密度」を高めることが何よりも重要で、そのためには睡眠時間をたっぷりとることも重要な要素の一つです。

そして、限られた時間でより良いアウトプットを出すためには、そもそものアウトプットするものの優先順位を考えると良いということです。

そして、この優先順位を考える場合には、目先のことだけにとらわれずに、長期的な視点を持って優先度を考えるべきだと言っています。つまりは、「5年後に自分は何をして稼いでいるのか」も考えて、今自分がやるべきことを考えないといけないということです。

非常に難しく考えながら読んでいたのですが、それを見通したかのように、この本で著者は「何をやるべきか?を頭の片隅に置いておくだけでも、これからの人生が違ってくる」と言ってくれています。こう考えると気分は楽になります。

 

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残業は「悪」ではない

上記のような話だけを聞くと「ほら、また残業やらないで、うまくやれ」という、世の中の実態を知らない金持ちの言う戯言だと思うところですが、この人は「残業をしてはダメ」とは言っていません。「結果を出すためには、時間をかけるときにはかけないとダメ」というスタンスです。

全ての課題にNOと言ってみる 

これは、否定的になれというわけではなく、一旦「NO」だと考えれば、なぜ「NO」なのか、ものごとを真剣に考えるようになるという意味です。

よくコンサル出身の方の書いたビジネス書の中で、コンサル時代には、「会議では自分のポジション(賛成か反対か)を取るべきだ」という主張がありますが、それに似たように思います。

成功の反対は挑戦しないこと

著者は余力を残して眠る夜に「自分に負けた」と感じるそうです。これはちょっと極端かもしれませんが、毎日何かに挑戦して自分を少しでも成長させるというのは意識として持っていないといけませんね。今日死ぬかもしれないと思って、全力で毎日を過ごすというやつですね。

 

人間の幅を広げるもの

  • 人に会うこと
  • 本を読むこと
  • 旅をすること 

どれもできていないです。本も偏った読み方しかしていないですし。


最後に

このタイトルみたいなこと言ってみたい。

 

仕事がつまらないと感じたから「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない (見城徹 藤田晋, 講談社)」を読んでみた

「サイバーエージェント」の藤田晋さんの著書。前回に引き続き、「仕事つまらない、ちゃんと仕事しているのに。。。辞めたい。」そんな風に思っているので読んでみました。感想としては、反発したいところもあるし、そうは言っても憂鬱に感じず仕事がしたい!と思いますが、華やかな印象のある人たちも泥臭いところを評価してるんだなと少し意外に感じました。

「圧倒的な努力は岩をも通す」

自分の思い上がり加減を痛感します。

人が足元にもおよばないほど行った凄まじい努力が、僕の言う「努力」

ビジネスの世界で、素晴らしい結果を出している人はきっとこういう意識で仕事しているんだろうなと思いました。努力をしなくて圧倒的な結果を出せればそれが一番良いんでしょうけど、それができないなら、圧倒的な努力をして結果を出すか、あるいは結果を出すことを諦めてほどほどな存在でいることを受け入れるしかないですね。

ただし、企業がこれを社員に求めたらブラック企業になってしまいますし、部下に求めたらブラック上司になってしまいます。

とはいえ、結果を残した人が言うから説得力があるんですけどね。

サイバーエージェントの雰囲気からは部下には求めてないんでしょうかね。。。(全然実体を知らずに申し訳ないですが、世間一般のイメージです。)

 

「逆境」が人間力を作る

よく言われますね。若いうちは苦労を買ってでもしろと。

精神論で受け付けない人もいるでしょうが、特に経営に携わるような人は孤独だと思いますので、逆境に打ち勝ってきたような強い精神力を持っていないとダメなんでしょう。こうでも考えないと辛いことに耐えられませんしね。

逆境は自分を磨く最大のチャンスである。くぐり抜けることで度量は格段に大きくなる。それはどんな訓練よりも、潜在能力を引き出してくれる。  

ビジネスの世界での筋トレのようなものだと思っておきます。

 

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他人を羨むな。「運が良かった」は謙遜でのみ使うべき

意識したいところです。

「運がよかった」は、謙遜でのみ使うべきだ。断じて他人をこう評すべきではない。その言葉は思考を停止させ、努力を放棄させ、成長を止めてしまう。

さすがに、成功している人を見て「あの人は運が良かっただけ!」と思うことはないですが、自分だってやってるのに!と思うことはありますね。