「サイバーエージェント」の藤田晋さんの著書。前回に引き続き、「仕事つまらない、ちゃんと仕事しているのに。。。辞めたい。」そんな風に思っているので読んでみました。感想としては、反発したいところもあるし、そうは言っても憂鬱に感じず仕事がしたい!と思いますが、華やかな印象のある人たちも泥臭いところを評価してるんだなと少し意外に感じました。
「圧倒的な努力は岩をも通す」
自分の思い上がり加減を痛感します。
人が足元にもおよばないほど行った凄まじい努力が、僕の言う「努力」
ビジネスの世界で、素晴らしい結果を出している人はきっとこういう意識で仕事しているんだろうなと思いました。努力をしなくて圧倒的な結果を出せればそれが一番良いんでしょうけど、それができないなら、圧倒的な努力をして結果を出すか、あるいは結果を出すことを諦めてほどほどな存在でいることを受け入れるしかないですね。
ただし、企業がこれを社員に求めたらブラック企業になってしまいますし、部下に求めたらブラック上司になってしまいます。
とはいえ、結果を残した人が言うから説得力があるんですけどね。
サイバーエージェントの雰囲気からは部下には求めてないんでしょうかね。。。(全然実体を知らずに申し訳ないですが、世間一般のイメージです。)
「逆境」が人間力を作る
よく言われますね。若いうちは苦労を買ってでもしろと。
精神論で受け付けない人もいるでしょうが、特に経営に携わるような人は孤独だと思いますので、逆境に打ち勝ってきたような強い精神力を持っていないとダメなんでしょう。こうでも考えないと辛いことに耐えられませんしね。
逆境は自分を磨く最大のチャンスである。くぐり抜けることで度量は格段に大きくなる。それはどんな訓練よりも、潜在能力を引き出してくれる。
ビジネスの世界での筋トレのようなものだと思っておきます。
他人を羨むな。「運が良かった」は謙遜でのみ使うべき
意識したいところです。
「運がよかった」は、謙遜でのみ使うべきだ。断じて他人をこう評すべきではない。その言葉は思考を停止させ、努力を放棄させ、成長を止めてしまう。
さすがに、成功している人を見て「あの人は運が良かっただけ!」と思うことはないですが、自分だってやってるのに!と思うことはありますね。