とにかく、ひたすら

普段の生活で考えたことを「とにかく、ひたすら」書きためていきます。主に読書感想、ライフハック、英語学習や野球を扱います。

年収が10倍になる速読トレーニング

内容を理解しない速読は意味がない

当たり前に思いますが巷の速読法は「内容を理解する」ことに重きが置かれてないというのが現実ですね。「無意識レベルで認識しているから」役に立つと言われたりしますが、その無意識を意識に持っていけないと意味がない。というのが著者の主張です。

速読しないと卒業できないアメリカの本気の大学院

著者はイエール大学院とカーネギーメロン大学大学院で学んだそうですが、論文も含めて2年間で2000冊以上の本を読まないといけないそうです。著者は速読ができたおかげでキャンパスライフを謳歌できたそうな。ここまで行かなくても、今の日本人の1ヶ月の平均読書冊数は1冊だとか。4冊読めば平均から大きく抜け出せますし、さらに倍の8冊読めばもっと知識レベルで日本の先頭集団に立てるというわけですね。

意味を理解するには「ゲシュタルトを構築する」ことが重要

ゲシュタルトというのは、個々の情報を統合することによって意味のある全体像を紡ぎ出すことです。知識のない分野の本は1回読んだだけでは理解できないので、何度も読むことが重要ということですね。

小説を読むことでIQは高まる

小説ってすぐに役立つというわけではないので普段あまり積極的に読もうとしていないのですが、文字情報を脳内で立体的に臨場感を持って構築することは、IQをあげるのに役立つのでジャンルとして小説は良いそうです。

速読には2種類ある

  1. 内容を素早く理解するための速読術
  2. 読まなくてもいい本を見つけるための速読術

先読みのテクニック

1行を読みながら次の行も視野に入れておくというテクニックがあるそうです。そうすることで、1行目を読み終わったときに2行目を自然にゲシュタルトできていることになります。ゲシュタルトできている2行目はすぐに読めるはず。そしてその2行目を読むときに3行目を視野に入れておくことをすれば、どんどん読めるわけですね。

それ以外に紹介されていたのは、自分の中のクロックスピードをあげるというものです。普段の生活から自分の処理能力を意識してあげておくことで読むスピードも自然にあがるのだそうです。

トレーニング

読書をするときに早口で読み上げ、その際に文章はしっかり理解するということを繰り返すと速読の力があがるようです。

あとは、ニュースに反論するということ。肯定と否定を一瞬のうちにできるようにすると知識量はさらにあがる。

また、レストランでメニューを1秒で決めることは、言葉と脳内のイメージを瞬時につなぐトレーニングとなるので 良いのだとか。

フォトリーディングとキーワードリーティングは読まなくて良い本を見つける方法

フォトリーディングは内容を知らない本を読むのには適さない。これをうまく使えば、フォトリーディングをしてみて見慣れた内容に感じるのであれば、新しい情報があまり無いということなので読む必要がないと判断できる。

キーワードリーティングは落とし穴がある

キーワードリーディングでは、新しい情報が全く入ってこなくなる。キーワードを使って読むと、スコトーマ(盲点)が強く入って新しい知識が入ってこなくなる。

著者の立場になって言葉を拾う

著者の立場になって言葉を拾って行く。目次、あとがきを最初によみ著者の立場でゲシュタルトを構築。自分の重要性ではなく、著者の重要性で本を読み進めて行くことで。本の内容を把握する。自分の持っている知識に固執する行為は百害あって一利なし。

 

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