とにかく、ひたすら

普段の生活で考えたことを「とにかく、ひたすら」書きためていきます。主に読書感想、ライフハック、英語学習や野球を扱います。

マニュアル人間になろう

「マニュアル人間」というと、非常に悪い印象を受けますよね。

でも、マニュアル=仕組み を作るというのが一番大事な仕事だとこの著書では述べられています。

 

 

 

 

組織で決まったことを実行するにはマニュアルが欠かせない

昨日のエントリで、だいたい同じようなことを書きました。

「作業」でなく「仕事」をしないと職を失う - とにかく、ひたすら

 

 どんな仕事でも、標準化というか、マニュアルというか、誰でもできるようなフレームワークを整備することが一番大事ですよね。最近そのことをよく感じます。

「職人」と呼ばれるような人が、マニュアルでは表現できないような作品を創り出す、そういう業界では、職人の技を弟子が全身で習得するという形で、技術が継承されるんでしょうが、一般企業の仕事はそうであってはいけませんよね。

そうでないと、いつまでたっても同じ人が同じことをこなし続けなければいけません。全く変化のない、あるいは変化の遅い、成長力のない企業になってしまいますよね。

 

 

マニュアルは誰が読んでも同じ解釈に

この本では、こうしたマニュアルを作る際の注意点のようなことも教えてくれます。

たとえば、用語については誤解が生じないように、新入社員が読んでもわかるように書くべきという点。誰が読んでも同じ解釈にならなければ、仕事の質がブレてしまいますしね。

マニュアルに限らず、どこかでプレゼンテーションをするような場合にも適用できる考え方ですね。

自分の専門領域だと、説明を端折ったり、難しい用語を使ってプレゼンテーションをしがちですが、聞いている人と同じ理解になるようなプレゼンテーションをしなければいけませんね。

 

「マニュアル人間』=悪 なのか?

「マニュアル」という言葉を聞くと、日本ではあまりいい印象を受けないのではないでしょうか。

例えば、「マニュアル人間」「あの人の接客はマニュアル的だ」など。

 

でも、本当にすごい接客などのサービスは、土台にそのマニュアルがあって、その土台の上に成り立っているんだと思います。

あのプレゼンがうまい「スティーブ・ジョブズ」は、1つのプレゼンに対して、台本を作るそうです。そして、その台本に沿って、何度も何度も練習をします。

繰り返しているうちに、自然と台本の通りに話せるようになります。

ここからがスタートです。ここまでくると、最初に決めた話の筋からそれることなく、自分の色をつけるようなアレンジができるようになります。

あれくらい有名な人でも、1つのプレゼンテーションは、自分で作った台本(マニュアル)からスタートするんです。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

 

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

 

以上、ありがとうございました!