思い出したくない過去は誰にでもある
みなさん、過去のことを引きずって苦しんでいることってありませんか。
私にはあります。未だに当時のことを思い出してクヨクヨと悩んでしまうことがあります。
先日読んだ本で、そんな考えに時間を取ることは勿体ないのだと教えてくれた本があったので紹介したいと思います。(こういうカウンセリングというか、宗教っぽい本、苦手なんですけどね)
私たちはいつでも自由を手にしている
まずは、自分がどれだけの自由を持っているかを認識することが大事です。
生きていると、さまざまな出来事が自分の身に起こり、嬉しいことだったり、時には辛いことも降りかかってきますよね。
そして、それに対してどう応答するかは、自分自身で選択をしています。反射的に怒ったり、泣いたり、笑ったりしていたとしても、それは自分で選択しているのです。
つまりは、起こった過去に対して、自分がどういう反応、応答をするかに対して「自由がある」ということです。
次は、私なりのたとえですが、
- 少し好意を寄せていた人から「あなたのことは嫌いだ」と言われたとします。その時に「そうなのか、まあ、仕方ない。もっといい人が見つかるはずだ。諦めよう。」と考えました。
- 本気で好意を寄せている人から「あなたのことは嫌いだ」と言われたとします。その時に「ああ、この人以外考えられない!自分の人生はこの先真っ暗だ!」と考えました。
いずれの場面でも、自分で感情を選択しています。
1の場面で、「まあ、仕方ない。諦めよう。」と考えられるのであれば、2のケースでも「まあ、仕方ない。諦めよう。」と考えることはできますよね。
自分の好意の度合いが違う?その好意の度合いを決めてるのは誰でしょうか。自分自身ですよね。
こういう自由を我々はすでに持っているんだということを認識することが、まず第一歩です。
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過去の受け止め方が自分の未来を創る
「過去は変えられない」と認める
「なんであんなことをしてしまったんだろう。」といくら考えても、未来は変わりません。まずはそれを受け止めることが大事です。
これは、「あんなことをしてしまったけど、良かったんだ」と考えろと言っているのではなく、まずはただ起こったという事実を認識するという意味だそうです。それならできそうですよね。
2015年4月追記
流星ワゴンというドラマが流行りました。あのドラマが言ってたことはまさにこれです。
「過去は変えられないけど、自分自身は変えることができる」
ドラマも原作の小説も大好きでした。ぜひみなさんも読んだり、見て下さい。
分からないことは分からないのだから、早く忘れる
起こったことは変えられないし、わからないことはわからないのだから、そのままにして早く忘れるしかありません。
そして、忘れるためには、思い出すきっかけを排除するとよいそうです。
「そんなことができたら誰も苦労しない!」
「考えたくなくても思い出すから悩んでるんだ!」
と反論したくなりますが、「できる」と考えるのか「できない」と考えるか自体も、自身の選択なんですね。
まずはできる、できないを考えずに、やってみたいと思います。