とにかく、ひたすら

普段の生活で考えたことを「とにかく、ひたすら」書きためていきます。主に読書感想、ライフハック、英語学習や野球を扱います。

全てが手に入る!自分を操る超集中力

誰でも集中力のある人になれる

最近悩み事も多く、仕事に集中できていないと感じていたこともあり、書店でディスプレイされていたこの本を手に取りました。メンタリストDaiGoさんの本です。

冒頭で述べられていたのは、「集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知り、トレーニングを積んでいるかどうかの違いだけです。」とあります。

理論的に、集中力のメカニズムを知りたいと思っていた自分にはぴったりの本でした。

 

思考や感情をコントロールするウィルパワーの総量には限りがある

集中力が湧き出すのは、額から2から3センチ奥の前頭葉にあるそうです。

思考や感情をコントロールする「ウィルパワー」と呼ばれる力には限りがあり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。よって、集中力を鍛えるには2つの方法があります。

  1. トレーニングによってウィルパワーの総量を増やす
  2. ウィルパワーの消費量を、日々の行動や習慣を変えることによって節約する

 

直近では、1は難しいので、まずは2を実践しつつ、1によって総量を増やすという方針でいきたいと思いました。 

 

ウィルパワーの浪費を防ぐ

決断をすぐに下す

何かを我慢する、何かをしたいと望んでいる間にもウィルパワーは消費されるそうです。選択肢が多いとウィルパワーを人間から奪って決断ができなくなるという実験も紹介されていました。

なので、決断はすぐに下してウィルパワーを消費しないようにすることが重要だそうです。 

習慣化を取り入れる

スティーブジョブズが同じ服を着ているという有名な話ですね。習慣化することで集中せずに処理ができるようになるからです。こうした意思決定で集中力を節約する分、スティーブジョブズなんかは他のもっと厳しい決断に集中力を使っていたということなんですね。

雑事こそ意思決定を迅速にするのがいいですね。

 

仕事や勉強の時間を細切れに区切る

もう少しやれたかも。というところで打ち切ってしまうことで、ウィルパワーを使い過ぎる前に終わるので疲れがたまりにくく、かつ、早くあの続きがしたいと思えるそうです。

机の上の余分なものを片付けてウィルパワーの浪費を防ぐ

ものを減らすほど自己コントロール力が増すというのは実験でも証明されているようですし、普段の感覚でもわかりますね。極端かもしれませんが、「集中したい対象以外は何もない」という状態にするのが理想ですね。

机の上に鏡を置く

自分を客観的に見ることで理想の自分(集中している)に近づこうとする力が働くので、机の上に鏡を置いて自分を客観的に見られる状態にしておくことは効果があるそうです。

姿勢を正す

集中力を司る前頭葉のエネルギー源はブドウ糖と酸素で、酸素は血液が送り込みます。なので、姿勢が悪いと脳への血流が悪くなり集中力が得られません。背中が丸まっていたり、肘をついたり、脚を組んだり、腰が伸びているという姿勢は楽なのでついやってしまいがちですが、意識して改善したほうがよさそうです。

 

血糖値の乱高下を防ぐ低GI食品

そば、玄米、全粒粉パン、リンゴ、チーズ、ヨーグルト。

これらは食べてから2時間後に集中力のピークがやってくるそう。

間食も、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンドなどの食品でうまく取るのがよさそうです。DaiGoさんのお勧めは、コーヒーとヨーグルト。と書いてました。

 

喜怒哀楽をうまく使う

  • 怒り:解決の糸口が見えなかった課題や企画に向き合う
  • 哀しみ:冷静な意思決定。細部に関心を持って冷静かつ公平な意思決定
  • 喜び:人をクリエイティブにする。

瞑想

今流行りですし、一度瞑想についても本格的に学んでみたいです。呼吸に集中するというのがポイントのようです。

 

 

スポンサーリンク

 

ウィルパワーの総量を増やすトレーニング

普段の姿勢に気をつける

日頃、無意識に行っている行為を「やらないようにすること」は強い集中力を必要とするそうです。なので、肘をついて座ったり、脚を組んだり、猫背になったりという行為を意識して生活することで、ウィルパワーを鍛えることができるそうです。

それ以外にも利き手とは逆の手を使って歯磨きする、ドアを開ける、マウスを使うという行為をすることでも良いそうです。

 

脳は疲れを知らない

睡眠不足は集中力を奪う

寝ることで脳は回復し、学んだことを記憶に定着するので睡眠は重要。眠りの基本は朝型スタイル。22時から夜中の2時が重要。光と音を受けない環境で寝る。

15分のパワーナップ

仮眠がお勧め!椅子に座った状態で目を閉じて、腕を枕にして呼吸のペースを落とす。眠らなくてもよい。

脳の疲れは目の疲れ

目の動きは人の思考が現れる。目は心の窓。脳が処理する情報の8割以上は視覚を介したもの。目の機能低下を回復できれば集中力を維持できる。目は温めて血流を改善するのが有効。瞬きは乾燥した目に潤いをあたえるし、固まった筋肉をほぐす効果もある。

不安を書き出す

書き出してワーキングメモリの空きを増やすことが重要。問題を解くために必要なワーキングメモリの容量を増やすことが重要。試験が始まる前に試験に対する不安を書き出すというのも有効。