とにかく、ひたすら

普段の生活で考えたことを「とにかく、ひたすら」書きためていきます。主に読書感想、ライフハック、英語学習や野球を扱います。

成果をあげる能力は身につけられる 経営者の条件

成果をあげるには

成果をあげた人が持っていた習慣は下記の8つ

  1. なされるべきことを考える
  2. 組織のことを考える
  3. アクションプランをつくる
  4. 意思決定を行う
  5. コミュニケーションを行う
  6. 機会に焦点を合わせる
  7. 会議の生産性をあげる
  8. 「私は」ではなく「われわれは」を考える

自分は6の視点が不足しているような気がした。何か起こっている問題を解決するのは得意だが、新しい機会を捉えて何かを成し遂げるという視点が欠如している。

 

成果をあげる力は習得可能

成果をあげるためには、成果をあげるための能力が必要で、知力や想像力や知識というのは「限界」を設定するだけらしい。
成果をあげることは1つの習慣で、実践的な下記のような能力の蓄積だという。
  1. 何に自分の時間が取られているかを知る
  2. 仕事ではなく成果に精力を向けること
  3. 強みを基盤にする
  4. 優れた市議とが際立った成果をあげる領域に力を集中する
  5. 成果をあげるような意思決定を行うこと
そして、これらがこれ以降の章で解説されている。

 

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汝の時間を知る

成果をあげるには、まとまった時間が必要。
時間を記録する、整理する、まとめるという三段階に渡るプロセスが時間管理の基本。
時間の管理方法3つは下記
  1. すべての仕事について全くしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべき
  2. 他の人でもやれることは何かを考える。自らが行うべき仕事を移譲するのではなく、自らが行うべき仕事に取り組むために他の人にできることを任せるのが移譲
  3. 自らがコントロールし、自らで取り除くことのできる時間浪費の原因を排除
自分は、圧倒的に2が足りない。2ができないと管理職にはなれないだろうというのは理解するが、そもそも移譲する誰かがいないというジレンマ。 アイデアとして書かれていた下記の「自由な時間をまとめる方法」は今の時代、自分の仕事でも使えるアイデアだと感じた。
  1. 週に一回自宅で仕事をする
  2. 会議を同じ日にまとめる
  3. 毎朝自宅で仕事をする

どのような貢献ができるか

組織の成果に影響を与える貢献は何かを問うことが必要。

人の強みを生かす

カーネギーを表す言葉が印象に残った。

おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る 

上司としての視点だけでなく、部下としての心構えについても書かれいた。

  • 「部下は、成果をあげるには、上司の強みを生かさなければならない。」
  • 「上司の弱みを強調したのでは、部下の弱みを強調した時と同じように意欲と成長を妨げる」
  • 「成果をあげる官僚は、新長官は何ができるかを考える」

最も重要なことに集中せよ

成果の上がらない人は下記のような特徴がある。
  1. 1つの仕事に必要な時間を過小評価する
  2. 急ごうとする
  3. 同時にいくつかのことをする
全部自分に当てはまります。あれこれ手を出さずに集中が大事ですね。

意思決定とは何か

「何が受け入れられやすいか」からスタートしても得るところは少ない

決定を行動に変えなければならない

自ら出かけ確かめることを怠れば、適切でも合理的でもなくなった行動に固執することになる

 

成果をあげる意思決定とは

意見の不一致は必要

  1. 組織の囚人になることを防ぐ
  2. 選択肢を与える
  3. 想像力を刺激する
成果をあげるものは意図的に意見の不一致を作り上げる。そうすることによって、もっともらしいが間違っている意見や不完全な意見によって騙されることを防ぐ
 
 

頑張ってるけど成果が出ない。一流と二流の違いは"GRIT"(やり抜く力)

才能やIQよりも大事な能力「グリット」

「自分にはそれほど優れた能力はないが、歯を食いしばって頑張っている。」そういう人には勇気をあたえてくれる本かもしれません。そうは言っても、ただ単純な根性論が繰り広げられるわけではなく、どうやったらやり抜くことができるのか?について述べられています。

 

「やりたいこと」を絞り込み、「やらないこと」を決める

毎年年始にやりたいことを100個書き出している私、出鼻をくじかれました。

成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要があるというのが本書の主張です。

その理由は、一つでなく複数の目標を描こうとすると、「中位の目標」を書いてしまうからだそうです。

私は下記のエントリで書き出した100個のリストは「目標」という意識で書き出したつもりはないのですが、このような小さなものにこだわって不毛な努力を続けても意味がない。ということですね。

「やり抜く力」といっても、取捨選択をしてから、やり抜きましょうということでした。

tossk.hatenablog.com

 

このことからちょっと学んで、ピラミッドの下位の目標に関しては、臨機応変に態度を切り替えるということをやっていこうと思います。

年始に100個上げましたが、あまり自分の目標に役立たなさそうなものはどんどん削除、新しいものを追加していくことにしました。

 

好きでもないことはうまくなれるはずがない

 なぜなら努力できないからです。

  • 興味を持ったことを楽しむ
  • 少しでも上達する
  • さらに興味を持って楽しく取り組める

という良い循環を回していくことが大事なんでしょう。

ただし、スキルの進歩は「数年ごと」に「3段階」なのだそうです。なので、最初に挫折しないことも大事。

 

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成功するための練習がある 

上達するには1万時間という話があります。しかし、ただ単純に長い時間練習をするよりも、より効率的にするには、「意図的な練習」が必要だそうです。つまり、楽な練習はいくら続けても意味がないということですね。

エキスパートの練習とは次のようなものだそうです。

  1. ある一点に絞って、ストレッチ目標を設定
  2. しっかり集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す
  3. 改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する

早速今後の自分に取り入れたいのは、改善すべき点を知るためにちゃんと記録をとるという点です。

 

「人の役に立っている」というのが目的 

幸福になる方法は「快楽を追うこと」と「目的を追うこと」だが、目的を追う方が長く続くという調査結果があるらしい。

そして、この目的の立て方は、同じことをやっていても人によって違うという話が興味ふかい。レンガを積む仕事をしている人に、「何やっているの?」と聞いた時に、

  • レンガを積んでいるんだよ
  • 教会をつくっているんだよ
  • 歴史に残る大聖堂を造っているんだよ

という答えがあるが、3つの答えをできる人は、レンガ職人が転職と言えます。

こういう仕事を見つけられたら本当毎日楽しいだろうなと思いますね。転職は受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に行動して探さないと見つかりそうにないですね。

 

成功に終わりがなく、失敗は致命的ではない。大切なのは勇気だ。

やり抜く力が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。やり抜く力が強いということは、7回転んだら8回起き上がること。

 

効果性のある時間管理をして結果を出す方法(人生はタイムマネジメントで変わる)

なぜタイムマネジメントか

歳を重ねてきて1年がとても早く過ぎ去るように感じてきました。集中できずに無駄に過ごしてしまったときの後悔も以前より深くなってきました。

もっと時間をうまく使えないかと毎日考えています。仕事面では今のままで良いのか?と毎日焦りもあります。(正直、考えている時間が無駄のように思うときもあります。)

こういう本を読んでいることこそ無駄という考えもありますが、少しでも不安、焦りを和らげたいと思って、本書を手に取ってみました。

 

タイムマネジメントとは?

タイム・マネジメントとは、今のこの時間を本当に自分にとって重要で価値のあることに投資すること、自分の有意義な人生のために貴重な資源を有効に使うこと」

あの有名なドラッカーも「プロフェッショナルの条件」という書籍の中で

「時間は稀有な資源である。時間を管理できなければ、何も管理できない」

と言っています。

人をマネジメントする前に自分の時間をマネジメントできなければならない。ということですね。

 

何をマネジメントするのか?

タイムマネジメントといっても、実際には「時間」をマネジメントする訳ではなく、「自分の行動や出来事」をマネジメントするのだそうです。確かに時間はみんなに平等ですからコントロールできませんからね。

私はこう聞いて「たくさんのことをもっと効率良くこなさないといけない。やるべきことをタスクリストとして管理しよう」という発想になったのですが、本書では、これでは時間管理はできないと言っています。

 

タイムマネジメントで意識すべきなのは「効率性」ではなく「効果性」だそうです。そのためにも、自分の中での本当に大切なことを明確にし、それに結びついた行動を計画し管理することが重要でこれこそが「タイムマネジメント」なのだそうです。

 

タイムマネジメントのチェックポイント 

スティーブンコヴィー博士はタイムマネジメントについて4つのポイントを述べています。

1.一線化(アラインメント)

もっとも大切なこととと自分自身の計画と行動を一線化した上で、調和できるようにする。長期的な目標の立案や優先事項やタスクの設定もこうした一線化の元に行おうとする。

私に関して言えば毎年長期的な目標を立案していますが、あれもこれも手を出したくなって優先事項が決められていないように思いました。

2.役割のバランス

私たちは世の中で複数の役割を果たしているので、1つの役割だけに時間を割いてしまうと、他の役割を果たせなくなる。このバランスを生み出すことが、本当に充実した生活を送るために必要。

例えば、夫としての役割をおろそかにすると、家庭崩壊しますからね。結果として他の役割にも悪影響を及ぼすことになるので、しっかりと役割を果たすことが必要ですね。

こういう「役割を果たす」という言い方自体、嫌がられますよね。

3.優先事項をスケジュール化

これは非常にグッときました。

「スケジュールに優先事項を入れる」 ではなく、「優先的な課題や事柄をスケジュールに入れる」

普段の仕事の忙しさを理由に将来的なキャリアに必要な勉強をおろそかにしたり、体のケアを怠ったりしてますね。。。

4.人間関係重視

いくら自分に必要なことを優先的に考えるといっても、他の人に迷惑をかけてはいけませんしね。

 

結果を変えたければ行動を変えなければならない

「こうなればいいな」と思っているだけでは何も変わりませんよね。「給料上がればいいな」と思っているだけでは何も変わりません。

原因が成果が足りないなら成果を上げるために行動を変えないといけませんし、評価すべき人が成果を知らないのであればアピールするなど行動の仕方を変えないといけません。別の理由があるのであれば、転職に向けた活動をしなければいけませんね。

 

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価値観を発見し、言葉にする

みなさんは「今もっとも大切なものを3つあげてください」と聞かれたらどう答えますか?私も本書を読んで考えてみたのですが、

  1. 家族との時間
  2. 仕事上での信頼関係
  3. 健康な体

というところですかね。これを言葉にして紙に書き出すと自分に必要な行動に関するアイデアが湧き出てくるそうです。やってみると良いですね。

やり方としては、大切なことと、なぜそれが大切なのか?を書き出すと良いようです。

 

目標を設定する

目標を設定するための具体的なステップは次のようなものだそうです。

  • 価値観を実現する具体的なイメージ
  • 自由に発想してみる
  • 会社の価値観と自分の価値観を合わせる
  • 10年後の自分にインタビューをして自分の姿を想像する
  • 役割ごとに設定する

これらのステップで目標を設定する際には、SMART (specific, measurable, action-oriented, relalistic and timely) を意識すると良いそうです。

 

目標を細分化する(週間、日々)

目標を細分化すれば、役割を意識してバランスをとることにも繋がるようです。

そして、1週間のスケジュールをする際には、まず一番大事な大きな石を配置することから始めるのが良いそうです。

夫や父親という役割であれば、家族との時間を大事にするために例えば平日夜の予定をがっつりと確保するところから始める。とかでしょうか。

 

上記のような週間、日の目標を毎日少しでも15分ほど時間を取って計画を立てることが必要です。

 

そして、これらの目標を設定、実行する際には、「自分との間で立てた約束を守る」を意識します。

 予定を立てるときのヒントとして本書では、次のようなアドバイスがありました。

  • 自分との約束は「始める時間」
  • 他人との約束は「終わる時間」

定期的に振り返りながら柔軟に変化しつつとにかく実行する

これが一番難しいところですが、計画を立てたらあとはやるだけです。

 

 

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